たまには真面目なことだって書きます。
世の中には、月日・時間と言うものが存在します。
その中で、人間を本当に成長していく生き物なんだなと感じる瞬間がありました。
2010年6月。
とある子と俺は、自分が裏方をやったイベント(鬼ごっこ的なイベント)で出会うこととなります。
その時、帰りが同じ方向で横浜までたわいもない話をしたような記憶があります。
ある程度の付き合いはあったものの、友人と言うには少し遠いかなと思ったり、知り合いよりは話してるしなぁと思ったり。
そんなのが2、3年続いたある日のことです。
夜中に突然連絡が入りました。
横浜に今いるか、と。
たまたまいたので駆けつけてみると、彼女はいつもとは違った顔をしていました。
あんなに明るい子だったのに。
あんなにみんなに愛されてる子だったのに。
みんなをあんなに楽しませてくれてた子なのに。
その子は、ボロボロになっていました。
正直、目を離したらいかんな、と思うような苦しそうな顔をしていました。
だから、自分の作業しているここ、コワーキングスペース・タネマキに呼びました。
半日だったか、1日だったか。
彼女はタブレットを使い、何かのサイトを見てるようでした。
正直、何かを真剣に探してるようには見えなかったです。
ただ、このような『何でもできる場所』で気分転換になるのなら、それはそれでいいと思っていました。
彼女はどこかの町の地域起こし協力隊になるといい、どこかに引っ越していきました。
年に何回かやりとりをし、3年が経った今年のある日。
偶然、彼女と東京の勉強会で会いました。
ほんとに偶然でした。
勉強会に向かう電車の中で、勉強会のサイトを見てた時、参加者に彼女の名前があったのです。
メッセをしてみると、確かに来るとの事でした。
この勉強会にこの子が来る?
なんかとても違和感がありました。
彼女は、勉強会で学んだことをスポンジのように吸収して自分のものにしていくタイプなので、それは6年前も今も変わらないな、という印象でした。
その勉強会に出ていたことも驚く対象でしたが、たまたま発言で当てられ、非常にしっかりとしゃべる彼女に鳥肌が立ちました。
実際に本当に鳥肌が立ったのです。
それはもうきっちりと、完璧な自己紹介でした。
勉強会が終わってから何名かの方に名刺交換を求められている姿を見たとき、「あの子は成長できたんだな、俺も何とか成長してる証を出したいな」と思いました。
彼女は、自分で探し辿り着いた場所や仕事に、今も誇りを持っています。
彼女には、なんの足しにならないかもしれませんが心から応援したいと思います。
ターニングポイントが「タネマキ」だった女の子のお話しでした。
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