スタートアップがプロダクトを立ち上げる際に手助けとなる言葉 3選
先月、タネマキのマネタイズ部いいとも企画で、どんなお願いも500円で実現できる、知識やスキルを販売するサービス「ココナラ」の南さんに来ていただき、サービスについて熱く語っていただきました。熱すぎて、マネタイズ部のメンバーは翌日以降、いまだに興奮し続けています。
その前に、マネタイズ部とはなんぞや。サービスや製品を作りたい人が集まって喧々諤々、語り明かすタネマキ部活のひとつです。
お金を軸に、メンバー相互のサービスや製品の価値を、もっと高めることを目的に、以下のようなことやってます。(理念などは、ただいま練り直し中です。)
- 人を呼んで話を聞く(定期開催)
- タネマキにいる誰かのサービスや製品をみんなでダメ出しする(不定期開催)
- 読書会(不定期開催)
- などなど…
刺さった言葉 3選
さて、刺さった言葉はいくつもありすぎてアレなんですけど、今回の記事では、製品を作ったりサービスを立ち上げたりする上で、すぐに活用できるであろう3つに絞ってみました。運営面の言葉はまた別記事で書きたいと思います。たぶん。
- 「いいね!はノイズ」
- 「本質的な機能だけを提供する」
- 「思いを伝えて、欲しいモノを言う」
1. いいね!はノイズ
これは僕自身もよくやってしまいますが、聞いたアイデアや企画に対して、「いいね!」と言います。本当に良かったら「いいね!」とは言いません。
では、ほんとにサービスやプロダクトを欲している人の場合は何というか。彼らは、
「いつでるの?」「いつ使えるの?」「いくら?」
などのように、使うことを想定した返しをします。ごもっとも。
2. 本質的な機能だけを提供する
南さんの実際の言葉とやや違うかもしれません。あしからず!で、何かモノを作ろうと思うと、つい、完成品を意識した物を作りたくなります。
「完成したものでなければ恥ずかしい」「アレもこれも実装したい」など気がついたらリリースは延び、誰も使わないかもしれない機能がてんこ盛りなんてことに。
その辺に関しては、「リーン・スタートアップ」を読まれると、とても理解が深まると思います。南さんもオススメの本で、マネタイズ部の教科書的な存在でもあります。
求める学びに直接貢献しない機能やプロセス、労力はすべて取りのぞく
リーン・スタートアップ p150
この一節は、最小限の機能で製品リリースするためのルールです。プロダクトを改善するためにたてた仮説へ貢献しない機能は、いらねーぞ!ってことです。もちろん、将来的には完成度を高めるわけですが、初期の段階では、最小限の機能で、ユーザーの反応を見ようということです。
3. 思いを伝えて、欲しいモノを言う
これ何かって言いますと、たとえば、タネマキの理念やコンセプトを語った時に、聞いた人がタネマキを何かしらのカタチで応援したいと思います。
が、ここで、僕がどんなモノが欲しいかを伝えないと、応援したい人はどうしたら良いか戸惑ってしまいます。
例えば、「設備投資資金が欲しい」「こんな人と知り合いたい」「新しい物件に移りたい」などが考えられますね。
それを聞いた人は、もしかしたら直接的に、資金提供してくれるかもしれません。あるいは、間接的に、大家さんを紹介してくれるかもしれません。あるいはあるいは、解決に繋がるヒントを示してくれるかもしれません。
思いと同時に、応援したい人の次のアクションに繋がるような言葉も準備しておきたいところですね。
結局のところ、ひとりじゃ大したことはできません。苦手な部分は、それが得意な人を巻き込むことで、早く物事は進むのかなと思います。
なお、南さんは以下の本も強く勧められておりました。CtoCサービスには必読書。思いを伝える、あたりに関連するかと。
最後にもう一度。
- 「いいね!はノイズ」
- 「本質的な機能だけを提供する」
- 「思いを伝えて、欲しいモノを言う」
そんなこんなで、以上です。これから、何かを作りたい人の一助になれば幸いです。
明日、マネタイズ部の第3回勉強会があります。気になる方はぜひ参戦してみてください!
クラウドソーシングサービス『DesignClue』の柴田さんに色々聞いてみよう。 – connpass
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