designclue(デザインクルー)に学ぶ、起ち上げ期のサービスの作り方

今回の記事は、こんな人が書いてるもぐー!
タネマキ運営者
横浜駅のコワーキングスペース タネマキを運営しています。コーヒー部、ジャグリング部。いつの間にかに2児の父で毎日てんやわんや。最近、クロスフィットを始めました。

designclue(デザインクルー)とは?

マネタイズ部いいとも方式、第三回目は、PurpleCow 代表取締役の柴田憲佑さんにお話していただきました。

柴田さんは、世界中のデザイナーから質の高いデザインを得ることができる「designclue(デザインクルー)」をグローバルに展開していて、今年初めには、1470万円を調達(CNET Japan)していたりする注目の経営者。柴田さんはとてもフランクな感じで、アンナコトやソンナコトを聞いても嫌な顔せず色々話してくれました。ナイスガイ!ありがとうございます!

designclue(デザインクルー)の競合サービスには、クラウドソーシングサービスと呼ばれる、ランサーズクラウドワークスなどがあります。designclue(デザインクルー)の強みとしては、自動翻訳とデザイン力の高さ。

さて今回も、前回のココナラ勉強会の記事で焦点をあてた、起ち上げ期のサービスの作り方に焦点を当てたいと思います。前回の記事も良かったら読んでみてください!
スタートアップがプロダクトを立ち上げる際に手助けとなる言葉 3選

柴田さんが起ち上げ期にやったこと

他にも色々あると思いますが、勉強会で学んだ点を。

  1. シックスハット
  2. MVPを作る
  3. ユーザーテスト
  4. オマケ:職業訓練校を活用する

1.シックスハット

シックスハット

photo by PAKUTASO

シックスハットとは、思考法の一つ。アイデアを整理するフレームワークのひとつです。
こちらの記事が分かり易かったので、リンク先と引用文を貼っておきます。

「6色ハット法」を会議やコーチングに応用するとどうなる?

この手法を使うことで、参加者全員がいろいろな角度から考えることができます。肯定と否定、アイディアと事実、感情と論理などの相対する視点に対して、「思考ギアの切り替え」と「思考の集中」が可能となります。

スタートアップの人が少ない中で、多角的にアイデアを出すには良い思考法だと思いました。他にもアイデアのフレームワークはたくさんあるとは思うので、色々試してみると良いかもですね。ほい、次!

2.MVPを作る

Twitter Bootstrap
前回のココナラ勉強会でも出てきた、実用最小限の製品(MVP:Minimum Viable Product)をサクッと作ってみましょう!

MVPつったら、表彰台とか登っちゃいそうですけど、それじゃないやつです。
詳しくは、前回の記事、もしくは、リーンスタートアップをお読みください。

柴田さんは、Twitter Bootstrap を利用して、3つほどのアイデアを試されたそうです。その中でもこれだ!と思ったものに注力したカタチが、今のサービスに繋がったそうです。

ここでは、サービスのコンセプトを問うわけですね。最初に使ってくれるユーザーをさっさと見つけましょう。プログラム的なことやデザイン的なことは、使ってくれる人を見つけてからです。

まぁこれはなかなか難しいよなぁ…。つい作りたくなっちゃう。ひとつの解決方法に、短い期限を設けて、そこまでにサクッとサービスを立ち上げることかなと思います。限られた時間の中で、出来ることは限られてきますので。

はい、次!

3.ユーザーテスト

柴田さんは、ユーザーテストにこだわっていたように思います。
仮説を調べるために、「テスター」「進行役」「メモ役」を作って、マンションの一室に来てもらい、デモ画面を触ってもらったり。1サービス、10名~15名くらいをユーザーテストしたようです。

テスト環境には気を遣われたようで、被験者が慣れた環境を構築したり、本音を言いやすいように随時質問をしたり、PCだとキー操作がうるさいのでメモは手書きにするなど、いろいろ工夫されたようです。

オマケ:職業訓練校を活用する

おまけ。HTML や CSS などのスキルを学ぶのに、柴田さんは職業訓練校を活用されたようです。PHP や Rails などのプログラマクラスもあったりするようです。お金を貰いつつ学べる場合もあるようなので、ぜひ調べてみてください。

最後におさらい。

  1. シックスハット
  2. MVPを作る
  3. ユーザーテスト
  4. オマケ:職業訓練校を活用する

以上です。

最後にちょっと脱線ですが。これから先の時代、こういったクラウドソーシングサービスが普及するにつれて、世界の垣根は崩れてゆくんだろなぁと思いました。同時に、例えばデザイナーは、今まで日本国内だけで戦っていたわけですが、これからはグローバルな戦いを強いられるのだなと再認識しました。色々考えさせられた勉強会でした。おしまい。

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