スマートロック歴12年がオススメする鍵!セサミかスイッチボットか。
こんにちは!コワーキングスペース タネマキのウエツハラです。
スマートロックが大好きです。自分じゃ気がつかなかったけど、スマートロックの話になると、いきいきしているらしいです。
今日は、スマートロック歴12年、タネマキや自宅で20個以上を運用してきた(故障したものも含む)実績を元に、現段階で一般家庭に導入すべきスマートロックをゴリ押しするだけの記事です🧔🏻♂️
タネマキは、12年前から24時間営業のコワーキングスペースであるため、スタッフ的な人が居ないときにも出入りできるようになっています。現在、かなり安定稼働するようになりましたが、スマートロックにはだいぶ苦労しました😅
そんなこんなで、たまにタネマキでオススメのスマートロックを聞かれるため、ここにまとめておきます。
こんな方におすすめ!
- これからスマートロックを導入しようとしている
- 鍵のある家に住んでいる
セサミがおすすめ
結論から言うと、一番のオススメが、 CANDY HOUSE JAPANさんの「SESAME5Pro(セサミ5プロ)」。
(セサミで何を買ったら良いか分からない時は「セサミの買うと幸せセット」を参照。)
僅差で、SwitchBotさんの「SwitchBot ドアロックProセット」です。(タネマキではサイズ不適合で、Proではなくノーマルタイプを使用中。)
どちらか片方を使っている方は多いかと思いますが、同時に両社を使っている方はあまりいないかと思うので、双方のメリット、デメリットを比較できるのではないかと思っています。
なお、過去にQrio(最初に買ったスマホで開閉するタイプのモノ。2016年くらい。)など他社のスマートロックも使っていましたが、一般家庭では上記2つで十分かと思います。また良さそうな鍵が出てきたら試してみたいと思います。
スマートロックを導入するメリット
今回は、どの機種を選ぶべきかに焦点を当てているので、スマートロックを導入すべきかどうかについては別記事にしたいと思います。
軽く書くと
- 鍵を探す必要がない
- 鍵の閉め忘れがほぼ無い
- 鍵を複数発行できる
- 子供が鍵を持つ必要がない
- 鍵の開閉時に通知可能
一度慣れてしまうと、スマートロックなしの生活には戻りたくないなと。施錠・解錠は、1日数回の出来事ですが、意外にストレスでした。
(万が一に備えて、念のため物理鍵は持ち歩くが吉。両立可能。または、暗証番号式のキーボックスの導入など。)
また、防犯面でもスマートロックがあることで、防御力がアップします。
昨今は強盗事件がカジュアルになりつつある悲しい状況ですので、オートロック機能や、不在時に鍵が開けられた時の通知は助かります。
ただ、番号式だと突破されることもあるようで…。でもまぁ指紋認証だとあまり関係ないですが。
付着指紋で暗証番号推測か 電子キー解錠、侵入容疑で27歳男逮捕 – 産経ニュース
スマートロックの違いをリストアップ
さて、すでにスマートロックの導入を決定しているものの、何を選んだら良いか決めかねている方もいるかと思いますので、セサミとSwitchBotの違いを説明したいと思います。
それでは、セサミとSwitchBotスマートロックの違いについて書いていきます。
無駄にボリュームが多いので、先に箇条書き。
- SuicaやPASMO(モバイル含む)で解錠できるのはセサミ
- 耐久性はたぶんSwitchBotが優勢
- セサミの価格が異常に安い!
- 指紋認証の精度はSwitchBotがやや上
- 5回間違えると強制ロックが掛かるSwitchBotは不便
- 全機能が揃っているのがSwitchBot
- 必要なものだけ買えるのがセサミ
- アプリの出来はSwitchBotが良い
- 誰が入ったのか通知が来るのはセサミ
- 閉まっていなくても通知がないのが辛いセサミ
- バッテリーの安心感はSwitchBot
- 本体が軽いセサミ
- セサミはコミュニティがある
- SwitchBotのサポートセンターは返信が遅い
SESAME(セサミ) | SwitchBot(スイッチボット) | |
---|---|---|
価格 | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
安定性・耐久性 | ★★★☆☆(Pro★4) | ★★★★☆ |
Suica や PASMO | ○ | × |
指紋認証の精度 | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
アプリの使いやすさ | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
入室通知 | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
バッテリー | ★★★☆☆ | ★★★☆☆(Pro★5) |
本体の重さ | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
サポート体制 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
SuicaやPASMOで解錠できる
個人的に、一番の違いは、モバイルSuicaやPASMOで解錠できるかどうかです。
SuicaやPASMOがあれば、ワンタッチで開けられます!
基本的には指紋認証で開けることが多いかもしれませんが、指紋認証だとエラーになる場合があります。
そのため、スマホやAppleWatch(モバイルSuicaやモバイルPASMO)などで開けられると地味に便利です。かざすだけ開きます。自宅ではスマホで開けることの方が圧倒的に多い。ほぼ確実に開くので!
正直、SwitchBotでSuicaやPASMOで開けられるようになれば、もうお好きな方をどうぞ!と思っています。
そういえば、タネマキで最初に導入したスマートロックは、Suicaだけで開けるものでした。故障も少なく、一番安定していました😳
スマホとは連携していなかったので、不便でしたが。
スマートロックの耐久性
価格はセサミの方が圧倒的に安いですが、耐久性・安定性はSwitchBotの方が高いと感じます。主観的な意見ではありますが、故障率はSwitchBotの方が低いと思います。(Switch Botに変更して1年半、現在3代目を使用中。やや挙動が怪しい。てかまぁまぁ壊れてるような…)
現在、コワーキングスペース・レンタルスペース・自宅の3カ所で利用中です。
その中で、一番解錠回数が多いコワーキングスペース「タネマキ」では、SwitchBotを利用しています。過去のセサミと比べると、故障回数が少ないです。
セサミは、ハードウェアのバージョンが上がる度にかなり安定してきましたが、初期の頃も含めると、セサミは10台以上壊れています。最新のセサミ5でも先日壊れたばかりです。
(ただし、SESAME5Proを使えば、故障回数はかなり少ないと思います。レンタルスペースで1年ほど利用していますが、壊れず元気に稼働中。施錠回数は一般家庭程度かと。タネマキで現在運用中のSwitchBotスマートロックも、セサミプロへ切り替え予定(もう買ってる)です。)
ただ、上記の話はコワーキングスペースやレンタルスペースでの話なので、一般家庭ではそこまで壊れないかと思います。出入り回数がかなり違うので。ただ、自宅でも壊れたことがあるので、丈夫さでいえば、ややSwitchBot優勢かと。
おそらく、鍵のつまみ部分の形状のせいだと思っています。SwitchBotはやや緩さを許容していて、スマートロックの設置が少しズレていても壊れにくいのかなと。
セサミは、ズレができないように特殊アダプターをオーダーメイドで作ることもできます。ズレに対して不寛容。アダプターがなくても使えますが、壊れた場合は、作った方が安心ではあります。なお、どんな形状の鍵にも合わせようとする執念がセサミの良さの一つ!
セサミはとにかく安い
セサミは、スマートロック界のユニクロとも言えるほど「安価」に良い製品を作っています。
セサミは数年前(3年くらい前?)に、衝撃的な安さで勝負をかけ、他社の半額以下の価格で販売開始しました。セサミのおかげで、日本にスマートロックがかなり広まったのではないかと思います。
価格が安いので、お試しで買えますし、スペアを買って置けば、仮に壊れてもダウンタイムなしにすぐ復旧できるのもセサミの良いところです。
なお、耐久性に戻りますが、SESAME5Pro(セサミ5プロ)というモデルが用意されており、こちらの方が耐久性が高いです(価格も少し高いですが、それでも他社製品よりは安い!)。もし可能であれば、こちらの導入をおすすめします。
解錠スピードと指紋認証
また、若干の違いですが、セサミの解錠スピードの方がやや早い印象があります。(モバイルSuicaなどのNFC限定。セサミの指紋認証はむしろ遅い時がある。)
SwitchBotは、ややもたつく印象で、開けるタイミングを間違っている人が多くて、タネマキのドアノブが壊れそうです笑(ただし、SwitchBotの最新モデルでは同等かそれ以上に速くなっている可能性もあります。)
さらに違いとして挙げられるのが、指紋認証の成功率です。こちらはSwitchBotの方が精度が高いように感じます。精度というより、SwitchBotは指紋センサーのデザインに工夫があり、指を置く凹みがあるためミスが少ないのではないかと考えています。
この記事を書いている途中に、セサミの新しいタッチパッド(指紋認証)が届き、初期製品より凹凸ができてました!たぶん前より良くなっているはず。
一方で、セサミは複数の指紋を登録することで認識率を改善できます。これは最近公式でも推奨されており、実際に効果抜群!まぁセサミの方が指紋の認識率が悪かったので、先述したスマホ(SuicaやPASMO)で開ける方法が便利に感じてしまうのかもしれませんね…。
ただし、人によっては、そもそも指紋認証が弾かれやすい人もいるようです。また時期(雨天)や天候(乾燥)によっては、指紋を認識しない場合などもあるため、やはり総合的に見てセサミの方が便利だと思っています。
あと、SwitchBotは、5回間違えると強制ロックが掛かる仕様(アプリか番号で開けられる)で、これだけはやめて欲しい。何度でもトライさせておくれよ。
選ぶ必要が無い
それから(まだあるんかい)、SwitchBotの方は、価格が高いだけあって、全ての機能が最初から詰まっています。
反対に、セサミは、必要なパーツを揃える感じで、その点やや玄人向けに感じてしまう気もします。iPhoneとAndroidみたいな。
個人的には、後からいろんなパーツが出てくるセサミの方が楽しいのですが、初見だと何を選んでいいのかよくわからないし面倒なのではないかなと危惧(誰目線だ)しています。(利用ケースに合わせたパッケージで売ればいいのではないかなと。)
セサミの買うと幸せセット
なお、セサミ製品をご購入の際は、以下を全部買いましょう!たぶん幸せになれます。必要であれば、ほかの製品も。
やっぱり分かりづらい気が😅
トータル、送料込みで16,000円前後。スマートロック本体をノーマルにすれば13,000円くらい。Amazonは高いので、購入は、公式サイトがおすすめ!
スマートロック本体(3,980円 or 6,980円)とSESAMEタッチPro(3,980円)があれば、最低限なんとかなるので、そこから始めても良いかもしれません!
アプリだけでも開閉可能なので、本体だけでも大丈夫ですが、指紋認証などはあった方が格段に便利。
SwitchBotの買うと幸せセット
スイッチボットは、SwitchBot 遠隔操作ドアロックセットあたりが、似たような構成でお得なセット。セサミの倍くらい。セール時は20%とか安くなるので、セールが狙い目!
こちらは、Amazonでもさほど価格変わらず。
開けっ放しのお知らせがない
まだまだありました。セサミ推しではあるのですが、何かしらの理由で閉まっていない場合に、通知が来ないのがなかなか致命的です、我が家では。環境によるので、普通のドアであれば、そこまで問題にならないですが。
スイッチボットは、鍵が開きっぱなしの場合に、設定した時間で通知をしてくれます。「もう5分間、開いちゃってるよ」って。
反対に、セサミは、鍵が開いていても帰ってくるまで気がつかない!
ただまぁ強制オートロック機能もあるので、大体の家庭では大丈夫ですし、我が家が特殊な環境のせいもあります(引き戸)。
なお、スマートロックの引き戸アダプターを作ってくれている神がいます。最高です。
バッテリーの安心感はSwitchBot
そういえば、SwitchBotは、Proになってから、サブバッテリーが使えるようになりました。羨ましい!(その代わり、筐体が大型化してるため、サイズが合わずタネマキには付けられず。)
一方のセサミは、メインバッテリーしかないため、電池切れを起こす可能性があります。(その代わり、かなり小型です!)
公式には1年以上持つそうですが…。事業用だと、正直そんなに持つ気がしませんので、そこそこの頻度で電池を換えてます。
本体が軽い
上記に書いたとおり、セサミは軽い!
重さはすべて電池込みの重さです。
セサミ
- ノーマル 140g
- Pro 186g
SwitchBot
- ノーマル 253g
- Pro 450g
SwitchBot Proはペットボトルサイズなんですね…。
設置後に、本体が落ちる、という話もチラホラ聞きますので、そういった観点では軽さは利点ですね。
自分は落ちた記憶はないので参考までに。どちらかと言うと、元鍵の場所が扉の端の方なので、小型なのは助かります。大きいとそもそも開けられなくなってしまいます😱
ファンが盛り上がっている
ようやく最後の項目です!
それは、サポートについて。サポートはセサミのほうが手厚い。
SwitchBot社もサポートはあるのですが、いかんせん返信が遅いのです(早い時もある。謎。)。他にも多数の製品があり、問い合わせが多いのか華麗に問い合わせがスルーされてることも笑
一方のセサミは、いつも親身に対応してくれる印象。また、セサミユーザーが作るセサミ(SESAME) ひらけごま!公式ファンクラブ | Facebookがあるのが良い。
たまにグループを覗くと、いろんな意見が飛び交っているので、まぁなんというか部室感があって楽しいです。最新情報や楽しい使い方など。まぁ殺伐としている投稿も目につきますが、期待の表れなのかなと!
SwitchBotはもはやスタートアップ感はないので、なんとなくセサミを応援してしまうのも、今回の選定要因ではあるなと。(スマートロックに関しては、SwitchBotが後発ですが。)
まとめ
オススメはセサミ!なぜなら、スマホ(モバイルSuica・PASMO)で解錠できるから。あと、安い。
全体的な安定性は、SwitchBotに軍配。
そんなこんなで、スマートロックを選ぶ際の参考なれば幸いです!
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